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2003夏アルザスとスイスドライブの旅

第11日:2003.07.22(火)
今日の行程:ラ・キュール〜アヌシー〜ジュネーヴ〜フランクフルト〜(機内泊)
第12日:2003.07.23(水)
今日の行程:(機中泊)〜成田

作成日:2004.05.30


ラ・キュールの朝
地元の人も仕事に行きがけにコーヒーを飲みに立ち寄る。 このブラッセリーも国境線上にある。奥がスイス、手前がフランスだ。
 7:00起床。夕べの夕焼けが約束してくれた通り今朝は快晴だ。8:00から1階のブラッセリーで朝食。ブラッセリーは宿泊者と外からのお客の席が分けられていた。普通の席のほうはこれから仕事にいく人が何人かコーヒーを飲みに立ち寄っていた(左上の写真)。
 このブラッセリーも国境線上にあって、木で作ったパーテーションがちょうど国境線の役目をしていて、そこにスイスとフランスの国旗が立ててある(右上の写真)。木にはカウベルがぶら下がっていた。
 ウェートレスのお姉さんにコーヒーを頼んだら本当にコーヒーだけ出てきた。そうだフランスだからカフェ・オ・レ Café au laitって言わなくちゃいけなかったんだ・・・。あとでコーヒーポットを指して「カフェオレ!」って言ったらすぐにわかってミルクだけ持ってきてくれた。それにしても焼きたてのクロワッサンはやっぱり美味しい。フランスのクロワッサンってなんでどこでもこんなに美味しいんだろう・・・。
 8:45に部屋に戻って準備をして9:40にチェックアウト。夕べレストランで給仕をしてくれた男の人が応対してくれた。気持ちのいい素敵なホテルだった。またいつか訪ねてみたい。今度はルス湖のあたりやラ・ドールなんかにハイキングしてもいい。

今日のルート
7月22日のルートです。

ラ・キュール〜アヌシー
フランス側の税関の様子。 スイス入国はやっぱり厳しい。
 車に荷物を積んで9:45に出発。気温は18℃。高原(ここは標高1,152m)のヒンヤリとした空気が気持ちいい。
 ホテルの駐車場からスイス国境税関のほうには右折できないので、駐車場から右に出てさらに右折してラ・キュールの集落の外側を走る国道N5号線に入り、集落のはずれでD415号線に右折してもう一度右折(要するに時計回りで村の周りをぐるっと一周)して集落に入り直す。手前のフランス側の税関詰所は今日は係官が外に立っていたが、ちょうど自転車の人と話し込んでいて(左上の写真)、こちらには興味を示さないのでそのまま通過する。
 詰所の先を左に行ってスイス側の税関に行くと、こちらは逆に一人一人のパスポートと車に乗っている人を見比べていた(右上の写真)。
ジヴラン峠の先は緩やかな下りの直線の道になる。 スキーリゾートのサン・セルグの村。
 税関を抜け、ホテルのスイス側の玄関前を通過して緩やかに坂道を上っていく。それほど急な上りはなくてジヴラン峠 Col de la Givrineの頂上 1,228mを通過する。峠までは両側が森で視界が効かないが、峠から先は両側が牧草地となり、緩やかな下りになる(左上の写真)。両側に牛が放牧されているラ・ジヴラン La Givrinの無人駅の前を通過してもまだ下りは緩やかなままだ。
 サン・セルグ St.-Cergueの集落の中で道なりにT字路を右折して(右上の写真)集落を抜けるとようやく急な下りが始まる。
眼下に遠くレマン湖が見える。 山頂に観測ドームがあるラ・ドールが見える。
 サン・セルグの標高は1,041mでレマン湖畔のニヨンの標高は403mだから標高差640mを15qほどで駆け下りていく。道は森の間を右に左に大きくカーブを繰り返しながら下っていくが、ところどころ茂みが途切れたところから眼下にレマン湖が見える(左上の写真)。カーブは急だが道幅が広いので速度を保ったまま駆け下りる。
 やがて道が直線になり正面にレマン湖の対岸の山の上にかすかにモン・ブランが見えるようになる。逆光でビデオではほとんどわからない。直線を5qほど走ると高速のニヨン Nyonの入口がある。
 右折して高速1号線に合流する。右手には駆け下りてきたジュラ山地の山並みが見える(右上の写真)。写真では良くわからないが頂上に観測ドームのあるル・ドール Le Dôle 1,677mも良く見えている。
パレックスポの下をトンネルで通過。 高速のままスイスからフランスに入国する。
 高速1号線はジュネーヴに近づくにしたがってだんだん混んでくる。ジュネーヴ郊外のル・グラン・サコネ Le Grand Saconnexで湖畔に向かう高速1a号線を左に分けて空港方面に向かう。
 モーターショーや国際会議が開かれるパレクスポ Palexpoの下をトンネルでくぐり抜ける(左上の写真)。右手はジュネーヴ・コワントラン国際空港だ。
 長いトンネルを抜けローヌ川を渡り、もう2つトンネルをくぐりジュネーヴの郊外を北西から南西に迂回するとペルリー Perlyでカルージュから市内へ向かう高速1a号線を分けて南に向かう。すぐにフランスとの国境があって、スイス側もフランス側(右上の写真)も無人だった。
遠くジュラ山脈を望む。 唯一町らしいクリュセイユの町。
 サン・ジュリアン・アン・ジュネーヴワ St.-Julien-en-Geneveisでアヌシーの標識に従って高速を下りて国道N201号線に入る。しばらくダラダラとした上りが続き、大型トラックが連なっているおかげで時速40q/hくらいのスピードを強いられる。右手にはジュネーヴワ地方の緩やかにうねるのどかな景色が見られる(左上の写真)。ちびたは後ろの席でぐっすりオヤスミ中・・・。
 モン・シオン峠 Col du Mt. Sion 785mへの登坂車線でようやくトラック達を追い越すと時速100q/hくらいで快適に走れるようになる。
 ジュネーヴ〜アヌシー間で唯一町らしい町のクリュセイユ Cruseillesに入る手前ではなぜか検問があった。うちは何事も無く通過してクリュセイユの町に入っていく(右上の写真)。
ウズラ橋という長い吊橋があった。 ようやくアヌシーの町が見えてきた。
 クルセイユの町を出るとまた山道になり突然高い位置で橋を渡る。隣にはお城のような2本の白い橋柱が支える長い吊橋があって(左上の写真)、観光バスも泊まっている停まっている。うちは通過してしまったが、カーイユ(ウズラ)橋 Ponts de la Cailleという名前のようだ。歩いて吊橋を渡るようだが、車道からは谷底が見えないくらい高さがあるから怖そうだ・・・。
 カーイユ橋の先のアロンズィエ・ラ・カーイユ Allonzier-la-Cailleからはエクス・レ・バンに向かう高速A41に乗って一気にアヌシーを目指す。
 高速に入るとすぐにゲートがあって日本と同じようにチケットを取る。高速で走るとすぐにアヌシーで出口bP6のアヌシー南 Annecy-Sud出口で高速を下りる。出口の有人料金所で料金(1.20euro)を払う。
 「アヌシー」という標識に従って高速からアヌシー郊外を走る準高速に入る。やがて右手にアヌシーの町が見えてきた(右上の写真)。アヌシー湖もわずかに見えている。「アヌシー中心部 Annecy Centre」という標識に従って準高速を下り、「アヌシー中心街 Annecy-Centre Ville」という標識に従って右折する。市街地図を持っていないので、中心部 Centreの標識だけが頼りだ。あとは車を停めてから歩いて観光局を探すしかない。
 そのまま進むと線路に突き当たった。どうやらアヌシー駅の構内らしいが、駅舎は見えない。突き当りを車の流れに従って左折するとトンネルに入って行く。トンネルを出たところを右折し、すぐ次の路地をまた右折する。この道は一方通行だ。右手には門にフランス国旗を掲げたお城のような建物が見えた(あとで地図を調べたら国立種馬牧場 Haras Nationauxだった。
 そのまま行くと突き当りが広い駐車場だった。ラッキー・・・でも空いているところが無い。するとその先に地下に入っていくところがある。地下は空いているところがたくさんあった。晴れていて暑いから地上よりも地下のほうがいい。結果オーライだった。11:12到着、91.6q、25℃。

アヌシー Annecy 市内観光(シャン・ド・マルス〜愛の橋〜ヨーロッパ公園) 
観光局が入っているサントル・ボンリュー。 広大なシャン・ド・マルス。
 エレベーターで地上に出るとどこかの建物の1階だった(左上の写真)。観光局を探すために出口から外に出る。目の前の道路の向かいにはさっき入ってきた駐車場があった。横断歩道の脇に地図があったので観光局を探す。観光局の前にはジャン・ジョール通り Rue Jean Jaurèsという細い道があるように書いてあるが、この目の前の通りもジャン・ジョール通り・・・ってことは今いた建物が観光局?でも1階にはなかったぞ・・・。もう一度建物の中に入ってねこたに探してきてもらうとやっぱりあった・・・。エレベータのちょうど反対側に観光局があった。結果としてもっとも観光に便利な駐車場に車を停めたことになる。このビルはサントル・ボンリュー Centre Bonlieuという名前で、劇場やお土産物屋、カフェなどが入った複合施設だった。
 早速観光局の窓口で町の地図とガイドをもらう。窓口のお兄さんはガイドツアーを薦めてくれたが、そんなに時間が無いので断った。飛行機の時間やジュネーヴで買い物したりする時間を差し引くと14:00にはアヌシーを出発したい。
 地図が手に入ったので安心して観光に出発。まずはじめにアヌシー湖のほうに行ってみる。ビルの湖側の出口から出て目の前のダルビニー通り Avenue d'Albignyを渡る。すると目の前に広大な芝生の広場が見える(右上の写真)。シャン・ド・マルス Champ de Marsと呼ばれる昔の錬兵場だ。
愛の橋のたもとから見たアヌシー湖の眺め。
 陽射しを遮るものは何もないのでとても暑い。ベビーカーを押してシャン・ド・マルスを斜めに横切る道を歩いていくと、有名な愛の橋 Pont des Amoirsのたもとに出る(上の写真)。橋のたもとには白鳥が泳いでいてパンの余りをあげると寄ってくる。ちびたが喜んで遊んでいた。この愛の橋の両サイドには貸しボート屋があって、ここから湖に漕ぎ出していく人も多い。上の写真の中央に写っている緑の固まりは白鳥の島 Ile des Cygnesだ。
愛の橋から見たヴァッセ運河の様子。運河沿いの散歩道はロマンチックだ。 恋人達が語らう愛の橋・・・。
 愛の橋を渡る。下を流れるのはヴァッセ運河 Canal du Vasséで(左上の写真)、運河の両サイドはロマンチックなプロムナードになっている。愛の橋(右上の写真)の両側はゼラニウムやペチュニアなどの花できれいに飾られている。
ヨーロッパ公園の真ん中に建つベルトレーの像。 花がいっぱいの湖畔の散歩道。花と湖を楽しみながら歩く。
 愛の橋を渡るとヨーロッパ公園 Les Jardins de l'Europeで、大きな木が作る気持ちの良い木陰があちこちにあり、その下にはベンチが置かれていて観光客や市民が思い思いにくつろいでいる。ちびたも木陰でちょっと一休みだ。広場が湖に迫り出したところには正面の白鳥の島 Ile des Cygnesに向かってベルトレーの銅像が立っている(左上の写真)。クロード・ルイ・ベルトレー Claude Louis Berthollet (1748〜1822年)はアヌシー近郊のタロワール Talloires出身の化学者で漂白剤を発明したことで知られている。
 天気がいいので湖にはたくさんのボートが出ている(右上の写真)。時間があれば観光船に乗ってヨーロッパ一透明度が高いといわれるアヌシー湖のクルーズを楽しむのもいいかもしれない。
ティウー運河とアヌシー城。 ヨーロッパ公園から通りを渡って旧市街へ行く。
 湖畔沿いにぐるっと歩いてくるとまた運河がある。こちらの運河はティウー運河 Canal du Thiouで観光船の乗り場は公園と運河を挟んだ向かい側にある。一番湖寄りに停泊している大きな船はMS リベリュール(トンボ)号 MS Libelluleで、夏の間はランチクルーズとディナークルーズをやっている。ちょうどお昼時なので船の中にお客さんの姿が見える。もうすぐ出航だろうか・・・。
 そのまま歩いていくとティウー運河の向こうの丘の上にアヌシー城が見えてきた(左上の写真)。奥には白鳥の絵が描かれた観光船も停まっている。ティウー運河を見ながら歩いていくと右手にも観光船を運航するもう1社のチケット売り場があった。さらに歩いていくとティウー運河に架かる橋が見えてくる。アル橋 Pont de la Halleだ(右上の写真)。交通量が多い通りはウスターシュ・シャピュイ湖岸通り Quai Eustache Chappuisだ。

アヌシー Annecy 市内観光(旧市街と島の宮殿とアヌシー城)
きれいなクリーム色のサン・フランソワ教会。 ティウー運河沿いも花できれいに飾られている。すぐ上にアヌシー城が見える。
 ウスターシュ・シャピュイ湖岸通りを横断歩道で渡る。すぐ右手の目の前にはクリーム色の外壁のサン・フランソワ教会 Eglise St. François(後姿です)がある(左上の写真)。教会の左側を通って島の宮殿に向かう。左手のティウー運河沿いは花で飾られていてきれいだ。向かい側にはレストランが軒を連ねていて道路にもテラス席を出している。その上にはアヌシー城も見える(右上の写真)。
アヌシー観光の中心、島の宮殿。 観光客が溢れるペリエール通り。
 その先でティウー運河に架かるのがペリエール橋 Pont Perrièreを渡る。右手にあるのが島の宮殿(パレー・ド・リル) Palais de l'Ileだ(左上の写真)。この景色がアヌシーを代表する景色だ。島の宮殿はその名前の通りティウー運河の中洲にあり、昔は裁判所と牢獄として使われていたそうだ。上流側の先端が水の力を抑えるために船の舳先のように細くなっているのがおもしろい。
 ペリエール橋から続くのがペリエール通り Rue Perrière(右上の写真)で、お土産物屋やカフェ、レストランが狭い道にテラス席を迫り出して並んでいる。通りの左側のカフェの店頭でスムージーを売っていたので思わず買って食べる。こう暑いと冷たいものが欲しくなってしまう・・・。
アヌシー城に続く坂道を登っていく。アヌシー城の入口。 ペリエール通りはすぐに右に直角にまがる。その左手には昔のイタリア方面からアヌシー市街への入口だったペリエール門 Porte Perrièreがある。
 お昼時で通りに面したレストランはどのお店も混んでいるが食事の前にお城に上ってみることにする。
 島の宮殿から来た路地とぶつかって左に曲がってお城に続く坂道(Rampe du Château)を登っていく(左の左の写真)。
 坂道の途中にはその名も「オテル・デュ・シャトーHôtel du Château」というホテルがあって、旧市街の眺めが良さそうだ。
 オテル・デュ・シャトーの先で城門の前のお城広場 Place du Châteauに出てくる(上の右の写真)。
アヌシー城の中庭の様子。 アヌシー城 Château d'Annecyは12世紀にジュネーヴ伯によって建てられた。ジュネーヴ伯はここに1219年まで住んでいたが、1401年にサヴォワ伯アメーデオ[世が買収してサボワ伯領となった。その後アメーデオ[世が公爵となり、アヌシーはサヴォワ公国の第二の都になった。アヌシー城は17世紀の終わりまで兵舎として使われていたが、今は現代美術やサヴォワの暮らしを展示する博物館になっている。
 門を入ると中庭 Cour du Château d'Annecyがあって左手にチケット売り場がある。正面にはペリエール塔 Tour Perrièreが建っている(左上の写真)。お城の中に入る前に景色を眺めるためにペリエールの塔の左奥にあるテラスにいってみる。
アヌシー城のテラスから見たアヌシーの旧市街の様子。
 テラスからは赤茶色の屋根で埋まるアヌシーの旧市街の様子が一望できる(上の写真)。屋根の間から4つの塔が見えている。左から黄色い塔のサン・ピエール大聖堂 Cathédrale St. Pierre、その右のグレーの尖塔がノートル・ダム教会 Eglise Notre-Dame、中央右の黒い塔はサン・モーリス教会 Eglise St. Maurice、一番右に白いファサードを見せているのがさっき横を通ったサン・フランソワ教会だ。これらの4つの教会の内側がアヌシーの旧市街になっている。テラスの奥に行くとアヌシー湖もちょっとだけ見える(左下の写真)。
アヌシー城のテラスからはアヌシー湖も見える。 城門の上の部分からは中庭とペリエールの塔と湖が見える。
 中庭に戻って切符売り場で入場券(4.60euro×3)を買って中ほどの入口からお城の中に入る。中に入ったところにクロークがあるのでベビーカーを預かってもらう。
 中は3階層になっていて、美術品や昔のサヴォワの暮らしの様子などが展示されていた。3階部分の城門の上からは中庭とペリエールの塔と湖が見えた(右上の写真)。
島の宮殿(左側)のところでティウー運河を渡る。運河沿いのお店はどこも混んでいる。 島の宮殿の周りはどこでも絵になる。
 お城を後にしてまた城坂を下ってペリエール通りに出る。お城をゆっくり見たのですでに13:00をだいぶ回っている。お腹が空いたがあまり時間が無いのでレストランに入ることはできない。ペリエール通りのカフェで大きなフランスパンのサンドイッチを買って温めてもらう。
 そのまま島の宮殿のところでティウー運河を渡る(左上の写真)。運河沿いのレストランはどこもお客でいっぱいだ。この島の宮殿を横切る路地には島の小道 Passage de l'Ileという名前が付けられている。島の宮殿も見学したかったがまたの機会にすることにしよう・・・。もう一つの橋からもカラフルな建物と運河沿いに並ぶレストランやカフェの様子が見られる(右上の写真)。
 サンドイッチを食べる場所を探しながらサン・フランソワ教会の脇から再びウスターシュ・シャピュイ湖岸通りを渡ってヨーロッパ公園に行く。さっきはベンチが結構空いていたのだが、今は木陰のベンチはどこも満席状態・・・。公園の中をベンチを探して歩いていたら愛の橋のたもとまで来てしまった。ちょうどタイミング良く一人で座っていた女性が席を立つところで席を譲ってもらえたのできれいなアヌシー湖を眺めながらピクニックを楽しんだ。

アヌシー〜ジュネーヴ
サントル・ボンリューの外観。1階に観光局がある。地下は駐車場になっている。 アヌシーの市庁舎。
 愛の橋を渡ってシャン・ド・マルスの中を歩いて地下駐車場のあるサントル・ボンリュー(左上の写真)に戻る。トイレを済ませてエレベータで地下に下りて自動精算機で駐車料金(3.40euro)を精算してから車に戻る。
 14:00出発。気温は29.5℃になっていた。地上に出て外の駐車場からダルビニー通り Avenue d'Albignyに右折で出る。すぐにサントル・ボンリューの前で道なりに左に直角に曲がってウスターシュ・シャピュイ湖岸通り Quai Eustache Chappuisに入る。左手には市庁舎Hôtel de Villeがある(右上の写真)。右手にはサン・モーリス教会 Eglise St. Mauriceとその先にサン・フランソワ教会がある。
 ティウー運河やアヌシー城を右手に見ながらアル橋 Pont de la Halleを渡るとオ・ボワ広場 Place aux Boisでサン・ジョゼフ教会Eglise St. Josephを見ながらマルキザ通り Rue des Marquisatsに入る。次のロータリーで高速右折の標識が出る。右折して「高速41号線A41」と「ジュネーヴGenéve」の標識を追いかけていくと、今朝走ってきたアヌシー郊外を走る準高速に合流した。
高速の入口の自動発券機。 高速の標識はフランスが青、スイスは緑。
 準高速から青い高速の標識に従って分岐するとすぐにアヌシー南の入口があった。日本の高速と同じような自動発券機(左上の写真)でチケットを受け取り高速A41号線に入る。
 行きと同じアロンズィエ・ラ・カーイユ Allonzier-la-Cailleで高速を下りて国道N201号線でジュネーヴを目指す。帰りは検問や大型トラックに捕まることもなく順調に走ってサン・ジュリアン・アン・ジュネーヴワ St.-Julien-en-Geneveisで高速A40号線に入る。ジュネーヴ、ローザンヌの標識で分岐するとすぐに前方に国境税関が見えてくる。スイスに入るので高速の標識が青から緑に変わる(右上の写真)。フランス側はやっぱり無人。スイス側は係官は外に立っていたが、停められることなくそのまま通過した。
モン・ブラン橋はすぐそこなのに・・・。
 すぐに「ジュネーヴ中心部 Genève Centre」の標識が出てペルリーで高速1号線から高速1a号線に分岐する(左上の写真)。トンネルを3つくぐり、ラ・プレーユ La Prailleで高速が終わって一般道になる。
 警察署を右に見てアルヴ川 L'Arveを渡ってさらにローヌ川 Le Rhôneも渡って坂道を上っていくとジュネーヴ・コルナヴァン駅から空港に向かう国鉄の線路に突き当たる。右折してさらに次を右折してサン・ジェルヴェ教会の前を通って坂道を下っていくとローヌ河畔に突き当たる。左折してリル橋 Ponts de l'Ileを右に見ながらベルグ河畔通り Quai des Berguesを走る。そのまま行けばモン・ブラン橋なのだが、ホテル・デ・ベルグの手前で進入禁止になってしまう(右上の写真)。
 仕方なく左に曲がると細い路地は渋滞している。右折してモン・ブラン通りに出る信号がとても短いためだ。一回の信号で車が3,4台分しか進まない。15分以上かかってようやく右折してモン・ブラン通りに出られた。
 モン・ブラン通りに出てしまえばすぐにモン・ブラン橋だ。左手にジェ・ドー(大噴水)を見ながら橋を渡って、渡りきったところで一番右の車線からそのままモン・ブラン橋の地下駐車場に入っていく。
 結構混んでいたがなんとか空いているところを見つけて車を停める。15:10到着、142.3q、30.5℃。

ジュネーヴ Genève
ベルグ橋のそばからモン・ブラン橋越しに見る大噴水。 エスカレータで地上に出るとモン・ブラン橋とベルグ橋の間に出てくる。ラック広場 Place du Lacと呼ばれるこのローヌ左岸の河畔にはカフェなどが建ち並び行き交う人でいっぱいだった。
 時間があるのなら観光するのもいいが、ジュネーヴ市街に立寄ったのはお土産を買うためで、ゆっくりと観光している時間は無い。行きたいのはフュステリー広場にあるcoopだ。
 河畔でモン・ブラン橋越しに見える大噴水ジェ・ドーJet d'Eau(左の写真)をバックに交替で写真を撮ってから歩き出す。
 さっき車で反対側のベルグ河畔通りを走っている時に気が付いたのだが、ベルグ橋の下流側、マシーヌ橋との間にも小さな噴水ができていた。ベルク橋に行ってみるとベルグ橋から20mほど下流側のローヌ川のほぼ中央付近から勢い良く水が吹き上がっていた(下の写真)。
ベルグ橋とマシーヌ橋の間から吹き上がる「小」噴水。
 大噴水に対抗してさしずめ「プティ・ジェ・ドー」って感じか・・・。橋のたもとのローヌ広場 Place du Rhône からローヌ通り Rue du Rhôneを渡ってフュステリー広場 Place de la Fusterieのcoopに行く。
 coopではチョコレートコーナーに行ってお土産用にチョコレートをたくさん買い込む。さらに食品売り場にも行ってなくなってしまった水やちびた用のオレンジジュースなどを買ってから車に戻る。15:55出発。

ジュネーヴ〜空港
コルナヴァン駅からモン・ブラン橋に向かって伸びるモン・ブラン通り。 ジュネーヴ空港に到着。地下駐車場に車を入れる。
 地下駐車場から出て右手にジェ・ドーを見ながらモン・ブラン橋を渡り、モン・ブラン通りをコルナヴァン駅方向に向かって走る(左上の写真)。中央郵便局の前から歩行者天国になってしまうモン・ブラン通りから左に分かれてシャントプレ通り Rue de Chantepouletに入る。右手に大きなノートル・ダム教会 Eglise de Notre-Dameとその右手にコルナヴァン駅前のコルナヴァン広場 Place de Cornavinのバスターミナルがちらっと見える。ノートル・ダム教会の左後ろの信号で停車すると目の前のジェームス・ファジー通り Boulevard James Fazyを白い車体にオレンジの帯を巻いたトラムが走っていった。
 そのまま国鉄のガードをくぐると通りの名前がセルヴェット通り Rue de la Servetteに変わる。両側に続く商店街が次第に住宅街に変わっていき、ジュネーヴから隣のヴェルニエ Vernierに入る。通りの名前がメイラン通り Route de Meyrinに変わって、さらにルイ・カサイ通り Avenue Louis Casaïへと分岐する。この間ずっと空港の標識が出ているので迷うことはない。
 レンタカーを返却する前にガソリンを満タンにしておくためにルイ・カサイ通りにあるエッソESSOに入る。16:08到着、147.1q、30℃。最後の給油は31.37リットル入った。前回のグリンデルワルトから447.8q走っているから燃費は14.3q/リットルとまぁまぁだった。カウンターでカードで精算して16:18に出発する。
 ルイ・カサイ通りの浮き当たりはもう空港なので、すぐにルイ・カサイ通りから右折。「Rental Car, return」の標識に従って空港の地下駐車場に入っていく(右上の写真)。駐車場の入口でチケットを受け取って螺旋道路を下っていく。-2と書かれた地下2階がエイビス AVISの駐車エリアだ。空きスペースに車を停める。16:18到着、1.7q、30.5℃。荷物を下ろしているとエイビスの係員がやってきた。そのまま車を引き渡してチェックイン完了!今回も無事で良かった。

第11日目走行距離:148.8q
総走行距離:1356.6q

ジュネーヴ・コワントラン国際空港 Aéroport de Genéve-Cointrin
 カートにスーツケースを乗せてエレベータで2階に上がる。駐車場ビルから道路を横断して空港の建物に入る。暑くて汗をかいているのでチェックインする前にトイレで着替えをしてしまう。
 さっぱりしてからルフトハンザのカウンターに行って17:10にチェックイン。荷物はスルーで成田まで行くが、フランクフルト〜成田間の全日空便の搭乗手続きはフランクフルトでやって欲しいと言われる。2年前と同様にフランクフルトでの乗り継ぎは1時間を切っているので今回も綱渡りかも・・・。
マノールで時計を買う。 出国ゲートの様子。
 身軽になって3階の出発フロアに行ってお店をのぞく。マノール(左上の写真)でねこたがフリック・フラック flikflakのパディントン・ベア Paddington Bearの限定の時計を買う。
 17:30に出国ゲート(右上の写真)を抜ける。ここでもねこたはちびたを抱っこして「スタンプ・プリーズ」で出国スタンプをゲット!まこたなんかパスポート見もしないで「good-bye!」だったのに・・・。
B31ゲートは離れ小島。 遅れて到着したLH3691便。
 18:25発のLH3691便(コードシェア:NH6106便)はB31ゲートから出発なのでエスカレータで地下へ下りて長い通路を歩いていく。もう一度エスカレータで地上に出るとB31登場口はターミナルビルから離れた離れ小島のようなところだった(左上の写真)。そういえば2000年にジュネーヴから同じ便に乗った時もこのB31ゲートだったんだ・・・。
 折り返し3691便になる飛行機の到着が遅れている。17:55搭乗開始となっているのに出発も少し遅れそうだ。先にカウンターに行ってベビーカーを預けてしまってからそばの売店をのぞく。ちびたがお腹を押すとモォ〜と鳴く可愛い牛のキーホルダーとSwitzerlandと書かれた可愛いリボンをつけたネズミのキーホルダーを気に入って手放さないので余っているスイスフランで買ってちびたにあげる。
 遅れていた飛行機が到着(右上の写真)して、乗客が降りて機内清掃のあと18:10から搭乗。ちびた連れなので一番最初に搭乗させてもらえた。LH3691便は使用機体がエアバスA320-200で、座席は3列×3列の6人掛けの左側の14A・B・Cだった。定刻18:25から遅れて18:30に動き出して18:38に離陸した。

ジュネーヴ〜フランクフルト〜
 離陸して水平飛行に入るとすぐに軽食のサービスがある。ねこたとまこママはチーズのサンドイッチ、まこたはハムのサンドイッチをもらう。食べている間に着陸に向かって高度を下げ始めて、クルーが片付けている間にもう最終の着陸態勢に入る。
 19:36、フランクフルト・アム・マイン国際空港に着陸。逆に定刻19:50より少し早い19:42にターミナル1のAエリアのゲートに到着する。
 タラップの脇で空港職員からベビーカーを受け取ってゲートを出ると全日空のバッジをつけた外人の職員が待っていた。名前を言うと「B42ゲートです。付いてきてください。」と日本語で言うので早足で歩く外人職員に小走りで付いていく。職員はAエリアとBエリアをつなぐスカイラインというモノレール乗り場に上るエスカレータまで案内してくれた後、もう一度「B42です。」と言うととっとと消えていった。スカイラインは結構混んでいて外がよく見えなかった。Bエリアに着いてエスカレータで下に下りてB42ゲートに向かう。
 カウンターでチケットを見せてチェックインする。NH210便は20:35出発予定だ。ここでもう一度ベビーカーを預けなおす。帰りはマイレージでCLUB ANAにアップグレード。座席は24A・C・25Aだ。
 19:55の搭乗予定時刻はすでに過ぎていたが、「小さなお子様連れ」でしかも「ビジネスクラスのお客様」なので、ここでも優先搭乗で飛行機に乗り込む。20:35に定刻通りにタラップが離れて動き出して、20:47に離陸した。
チャイルドミール。 まこたは洋食。
 水平飛行に移って、食事の前にワインとオードブルのサービスがある。続いて22:00から夕食のサービスが始まる。帰りはちびたのチャイルドミールのリクエストもきちんと通っていた(左上の写真)。肝心のちびたは眠いのに飛行機に乗ってうれしくて興奮して眠れないので逆に機嫌が悪くなってしまい、ほとんど食事に手をつけなかった。食事は洋食(右上の写真)と和食(左下の写真)の選択で、いずれも前菜とメインは別々にサービスされてくる。洋食のメインは肉と魚の選択だったが、牛フィレ肉のステーキにピーマンのソテーとバジル風味のパスタ添えを選ぶ。和食のほうは銀鱈の西京焼きと野菜の炊き合わせに炊き込みご飯だった。ねこたはちびたがようやく寝入った23:00過ぎから食事を持ってきてもらった。
ねこたは和食。 北の空が赤くなっていた・・・。
 食事のあとはシートサイドにあるモニターを引っ張り出してリモコンを操作してディズニー映画の「トレジャープラネット」を見る。他に「ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜」もやっていて、途中まで見ていたが眠くて見ていられなくなった。隣ではちびたとねこたがぐっすり眠っていた・・・。窓のシェードを少し上げると北の空がうっすらと赤くなっていた(右上の写真)。

〜成田・帰国
朝食のチャイルドミール。 洋朝食はオムレツ。
 5:00(日本時間は12:00)におしぼりのサービスで起こされる。5:30(同12:30)から朝食(昼食か?)だ。ちびたはヨーグルトとプリンとミカンを食べた(左上の写真)。まこたはお粥の和朝食、ねこたはオムレツの洋朝食(右上の写真)を食べる。
 7:24(日本時間14:24)アナウンスが入って最終の着陸態勢に入り、14:37に無事成田・新東京国際空港に着陸した。14:46にターミナルビルから少し離れたところで停止してバスでターミナルビルへ移動。
 15:10に入国審査を通過してターンテーブルに行ってスーツケースを引き取る。アルザスから送ってもらうワインが別送品であるので税関で申告すると、係官は申告書に「¥0」と書いて申告書を渡してくれた。サービスなのかそれとも課税納付金よりも銀行の手数料の方が高くなりそうだからなのかは定かではない・・・。
 ゲートを出てセントラルパーキングに電話してお迎えを頼む。指定された場所で待っているとすぐにお迎えがきてくれた。
 駐車場まで送ってもらって自分の車に乗り換える。久しぶりに走った日本の高速は標識がとっても判りにくかった・・・。近所のJUSCOで夕飯を買って、18:15に無事に自宅に到着した。


                       〜おしまい

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