
第5日:2003.07.16(水)
今日の行程:グリンデルワルト〜シーニゲ・プラッテ(グリンデルワルト泊)
作成日:2004.01.25
グリンデルワルトの朝
6:00起床。今日も天気は快晴だ。アイガーも隣のフィーシャーホルンFiescherhorn 4,048mも頂上付近が朝日を浴びてピンクに輝いている(左下の写真)。
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7:30から2階のレストランへ朝食に行く(右上の写真)。今朝は一番乗りではなかった。朝食を食べながらどこに行くか相談する。今日は今まで一度も行ったことがないシーニゲ・プラッテに行くことにする。シーニゲ・プラッテはアイガー・メンヒ・ユングフラウのベルナーオーバーラント三山を正面に望む展望台で、インターラーケンより少し手前のヴィルダースヴィルから可愛らしい登山鉄道で行くことができる。登山鉄道は昨日買ったリージョナルパスも有効だ。8:40に部屋に戻って準備をする。
グリンデルワルト〜ヴィルダースヴィル
出発前にホテルの庭でアイガーをバックにみんなで写真を撮る。9:37にホテルを出発。目指すは10:25発の列車だ。とてもいい天気なので気持ちがいい。ドルフ教会もアイガーをバックにして朝日に眩しく輝いている(左下の写真)。メインストリートを駅に向かって下っていくと、天気がいいので道の両側をリュックを背負ったりしてハイキングに向かう人たちがたくさん歩いていた。
駅を通り過ぎてふと昨日使ったあとポケットにしまったハズのリージョナルパスの在り処が気になった。短パンのポケットを探るが入っていない。ねこたに聞いても知らないと言うし(そりゃそうだ)・・・。見つからないので駅の下でUターンしてホテルに戻ったら、やっぱり部屋のクローゼットの棚に置いてあった・・・。
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気を取り直して再出発。余計な時間を使ってしまったので、どうやらギリギリになりそうだ・・・。
グリンデルワルトの集落を抜けて、次のシュヴェンディSchwendiを過ぎるとシュヴァルツェ・リュチーネSchwarze Lütschine川沿いのリュチーネン谷Lütschinentalが開けて前方右手の山の上ににシーニゲ・プラッテの山岳ホテルが太陽光線を反射して光っているのが見えている(右上の写真)。これならきっと素晴らしいパノラマが楽しめるだろう・・・。
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長い直線区間が終わってブルクラウエネンBruglauenenの駅前のBOBベルナー・オーバーラント鉄道の踏切を渡る。ちょうどインターラーケン行きの列車が駅に停まっているところだった(左上の写真:写真右端に列車の最後尾が写っている)。
ブルクラウエネンからヘアピンカーブを2回曲がってシュヴァルツェ・リュチーネ川を渡りリュチーネンタールの駅前を通過すると左手にBOBの線路が寄り添う。左に離れていった線路が再び寄ってくるとツヴァイリュチーネンで、グリンデルワルトからの線路とラウターブルンネンからの線路の2つの踏切を渡って右折する。
右手にリュチーネ川とBOBの線路を見ながら両側の山が迫った林の中を抜け、谷が開けるとヴィルダースヴィルWilderswilの集落に入っていく(右上の写真)。
集落の中心部分で右に直角に曲がり、正面にグシュタイグGsteig教会を見ながら線路に沿って左に曲がると前方にヴィルダースヴィルの駅舎が見えてくる。これから乗るシーニゲ・プラッテ鉄道の登山列車もすでに入線していて、乗客が乗り込んでいるのが見えた(左の写真)。まだ時間はあるのだが何となく焦ってしまう。
シーニゲ・プラッテ鉄道用の駐車場は駅を通り越した先を右折して線路を渡ったところにあるのだが、駅舎の前を通り越した右側の線路と道路の間にある駐車場がたまたま空いていたのでそこに車を停める。10:15到着、22.4q。
ヴィルダースヴィル Wilderswil
SPBシーニゲ・プラッテ鉄道(Schynige-Platte-Bahn)は1893年に開通し、1914年に電化を完成させた長い歴史を持つ登山鉄道で、全長7.2qを全線リンゲンバッハ式のラックレールに頼って最大260‰という急勾配を上っていく。線路の幅が800mmという狭軌のために、客車もそれを押す機関車もとっても可愛らしい小さなものだ。
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車を降りて停車中のSPBの列車に向かって歩いていく。自転車置き場の屋根にテディランドの看板が出ていた(左上の写真)。大テディ展示Grosse Teddy-Ausstellungと書いてある。スイス人の絵本作家インゲ・モーザーInge Moserが、タミィとトミィTammi and Tomiというテディベアの物語をシーニゲ・プラッテを舞台に書いたため、シーニゲ・プラッテはテディランドと呼ばれるようになったそうだ。列車に近づいていくと機関車にもテディベアの絵が描いてあるのが見えた(右上の写真)。
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列車に近づく(左上の写真)と、数人の駅員らしき人たちの中から女性の車掌さんが近寄ってくる。「グリュッツィGrüezi!(こんにちは)」と挨拶してユングフラウパスを見せると、にっこり笑って空いている客車のドアを案内してくれた。席に着くとちびたにテディベアの絵本(英語版)をくれた。10歳以下の子供には全員プレゼントしてくれるようで、クマさんが大好きなちびたはご機嫌だ。
小さな客車は大人4人が座れる長椅子が向かい合わせになっていて、片側にドアが付いている。天井からはテディベアがぶら下がっていて(右上の写真)子供たちが歓びそうだ。そういえば車内は小さな子供を連れた家族連れが多い。シーニゲ・プラッテはファウルホルンからフィルストへ抜けるハイキングコースの出発点でもあるので、もっとたくさんハイカーがいるのかと思ったが軽装の家族連ればかりだ。
出発を待っているとインターラーケン行きのBOBの列車が到着した。さっきブルクラウエネンで抜いてきた列車だ。こちら列車の出発時間は10:25だが、BOBが少し遅れているので連絡しているこちらも出発が遅れる。しかも天気がいいのでBOBの列車からも大勢の人が乗り換えてきて、空いている座席はすべて埋まった。他にも乗り切れないお客もいたようだ。定刻から5分遅れて10:30に出発した。
ヴィルダースヴィル〜シーニゲ・プラッテ(SPB シーニゲ・プラッテ鉄道)
ヴィルダースヴィルを出発してまずはBOBの線路と並んでツヴァイリュチーネン方向に走り出す。はじめは平坦だがラックレールなので、下からはゴロゴロという振動が伝わってくる。左手にはグシュタイグ教会のロマネスク様式の塔が見えている(左下の写真)。
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白濁したリュチーネ川を渡るとBOBの線路から左に分かれていきなり急角度で上り始める。鬱蒼と茂る森の中を上っていくと信号所があってガラガラの下り列車とすれ違う(右上の写真)。
大きく左にカーブしながらトンネルを抜けると左側の木々の間から眼下にヴィルダースヴィルの集落が見えるようになる。高度があがって方向が変わると今度はインターラーケンの町も見えてくる(下の左の写真)。
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インターラーケンの町の左側にはトゥーン湖の水色の湖面も見えるようになり、途中で大きく右にカーブをすると今度はトゥーン湖は右手に移る。だんだんと森の密度が薄くなり、ところどころ岩がゴロゴロしているところもある。もう一度大きく左にカーブをして11:01に中間駅のブライトラウエネンBreitlauenen駅に到着する。標高1,542mのブライトラウエネン駅でもう一度下り列車と交換する。後ろからは続行列車も来ていた(右上の写真)。
ここから先は緑のアルプの中にところどころ林があり、ゴツゴツした岩がむき出しになっているところもあってどちらかというと荒涼とした景色になる。そのおかげで見晴らしは良くなり、右手にはトーゥーン湖からブリエンツ湖までのパノラマが見える(下の写真)。
いったん右に大きくカーブをするとトゥーン湖側の景色は見えなくなって左上にシーニゲ・プラッテの頂上部分を見上げながら走り、左にカーブしながらトンネルに突入する。
このトンネルを抜けたところが最大の見せ場で、右側の車窓にベルナーオーバーラント三山がいきなり現れる(左下の写真)。
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車内から歓声が上がって、みんなの目が車窓に釘付けになる。いい天気で本当に良かった・・・。最後の尾根を回るとツヴァイリュチーネンからグリンデルワルトに続くリュチーネン谷も眼下に見えるようになって、ほとんど右側の車窓に釘付けのまま、11:20、定刻から3分遅れで終点のシーニゲ・プラッテ駅に到着する。
乗ってきた人が降りると、ホームで列車の到着を待っていた人たちが乗り込んでくる。すぐ後ろには続行列車も到着していた(右上の写真)。
シーニゲ・プラッテ Schynige Platte 1,967m
折り返して列車が下っていくと、駅も人影が少なくなり、ゆっくり景色を楽しむことができる。何て言ったって目の前にアイガー・メンヒ・ユングフラウの三山が並ぶ様は壮観だ(上の写真)。お昼に近くなってしまったので、ほぼ真南を見ているために逆光で山が霞んでしまっているのは残念だが、それでもこれだけ見えているのだからうれしくなってしまう。
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交互にちびたを抱っこしながら三山をバックに写真を撮ってから改めて回りをゆっくり見回す。シーニゲ・プラッテの駅舎は淡いクリーム色のタイル張りで(左上の写真)簡素な作りだ。駅名票には1,967mと標高も書いてあった。さらに写真の奥の方に高山植物園(アルペンガルテン)Alpengartenの入口がある。
駅舎の左隣にはカフェがあって、そのさらに左側にはテディベアのタミィTammi(左)とトミィTomi(右)がいる(右上の写真)。見ていたら家族連れはみんなこのテディベアの前で記念写真を撮っていく。よく見ると「記念写真をどうぞ」って書いてあった。うちもちびたと一緒に写真を何枚も撮っていったのは言うまでもない・・・。
タミィのさらに左手にはハイキングの標識が立っていて、ファウルホルン3時間50分、フィルスト5時間15分などと書かれている。
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駅を後にして標識の指す通り左手に坂を上っていくとシーニゲ・プラッテの山岳ホテルBerghotelがある(左上の写真)。ここは三山のモルゲンロートやアーベントロートを眺められることで有名で、日本人にも人気のあるホテルだ。
坂道を上っていくと、ホテルの入口とは別にテディベアの看板がかかった入口がある。こちらでテディベアの展示をしているようだ。帰りに寄ることにして左手のテラスの方に回る。ホテルの南側が三山を眺められるテラスレストランになっていて、早めのランチを楽しんでいる人たちがいた(右上の写真)。
ガイス山頂 Geiss 2,067m
テラスを通り抜けると、西側のラウターブルンネン谷とリュチーネ川を挟んで対岸のシュヴァルメーレSchwalmere 2,777mからズレックSulegg 2,413mを正面に眺める展望台があり、左はメンヒからユングフラウ、ラウターブルンネン谷、シルトホルン、ロープホルンヒュッテに登る基地のイーゼンフルー、シュヴァルメーレ、さらにはニーセンやトゥーン湖などが眺められる。
ここには機関車と客車の形をした休憩所や滑り台、ベンチなどもあって、子供たちが楽しそうに遊んでいた。
ここから先はSPBの中間駅のブライトラウエネン駅に下るコースやオーベルベルクホルンOberberghorn 2,069mを経由して駅に戻るパノラマコースなどのハイキングコースが分岐していくが、うちは手っ取り早く頂上に登れるホテルの裏山的な存在のガイスGeiss 2,067mに登ることにした。
11:50に出発する。最初はジグザグの急な上りだが、すぐにホテルのすぐ上手の平らな草原に出る。眼下にはシーニゲ・プラッテの駅が見えている(左上の写真)。
そこからは背後に続くなだらかな尾根を登っていく(左下の写真)。
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踏み跡のような道の周囲には色々な花が咲き乱れていて、ところどころ休憩しながら花も楽しみながら登っていく。ちびたを抱っこしたねこたは先頭でビデオを回しながらとっとと行ってしまい、いつのまにか頂上に到着している。まこたはあとから登ってくる子供たちにも抜かれてしまうくらいのスピードではぁはぁ言いながらゆっくりゆっくり登っていく。
頂上直下の急な部分を過ぎると岩が剥き出しのガイス山頂2,067mに到着だ(右上の写真)。12:15に頂上に到着。そこからはまさに360°の大パノラマが楽しめる(下の4枚の写真)。
上の写真はガイス山頂から見た北方向のパノラマ。正面にはシーニゲ・プラッテの最高峰グンミホルンGummihorn 2,100mが見える。左に写っているのはトゥーン湖で、その左側に三角錐のようなニーセンNiesen 2,362も見えている。上の写真ではよく分からないが、グンミホルンの裏側にはドーブDaube 2,076mがある。ドーブは頂上にパノラマ小屋があり、あそこまで行けば眼下にブリエンツ湖も見えるそうだ。
上の写真は東方向のパノラマだ。ピクニックを楽しむ家族連れの左側にはオーベルベルクホルンOberberghorn 2,069mの岩峰が写っている。家族連れの上にはローヒャーホルンLaucherhorn 2,230m、その右のポッコリ飛び出した岩はゼーギッサSägissa 2,465m、平らな山はブスアルプの背後にあるヴィンターエックWinteregg 2,561m、さらにはグリンデルワルトの背後のヴェッターホルンWetterhorn 3,701mが見える。
上の写真は南方向のパノラマ。左からヴェッターホルン、シュレックホルンSchreckhorn 4,078m、アイガーEiger 3,970m、メンヒMönch 4,099m、ユングフラウJungfrau 4,158m、ラウターブルンネン・ブライトホルンLauterbrunnen Breithorn 3,782m、チンゲルホルンTschingelhorn 3,577m、ラウターブルンネンの谷などが見渡せる。アイガー・メンヒ・ユングフラウの手前に見える緑の山はメンリッヒェンMännlichen2,343mだ。
最後は西方向のパノラマ。正面にシュヴァルメーレSchwalmere 2,777mからズレックSulegg 2,413mを眺める。シュヴァルメーレのh左奥には熊手の形をしたロープヘルナーLobhörner 2,566mも見える。その左にはシルトホルンSchilthorn 2,970mも見える(いずれも上の写真では小さくてよくわからない)。
頂上で心行くまでパノラマを楽しんで再びホテルまで戻る。息を切らせて登った道も下りは景色や花を眺める余裕がある・・・。ホテルまで下っていく。
シーニゲ・プラッテ・ベルクホテル
ホテルの前のテラスレストランでお昼を食べることにする。テラス席はテーブルに緑のテーブルクロスがかかっているレストラン席と、テーブルクロスのないセルフサービス席に分かれている。昨日夕方グリンデルワルトのCOOPで買ったハムや昨日のお昼の残りのチーズなども持っているのでセルフサービスの方の席に着く。
レジへ行って今日のスープ(Gulaschsuppe)と炭酸水(ファルサーの1リットル)を頼み、人数分のグラスを持って席に戻る(左下の写真)。みんなでパンをちぎってスープに浸して食べるが、このグーラシュズッペ、結構塩辛い・・・。まぁそれでもこれにパンとチーズ、ハムでお腹一杯になってしまう。アイガーやユングフラウを眺めながらのランチは格別だ。
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食事をしている間にだいぶ雲が広がってきた。三山も頂上が雲にかかるようになってしまった。トレーを返してからお土産コーナーに行ってパノラマ写真や絵ハガキを買う。
駅に戻る前にテディベアの展示コーナーをのぞいてみる。たった一部屋なのだが、その部屋中クマだらけ。部屋の隅にはソファーがあってテディベアたちと記念写真が撮れるようになっていて、子供連れの親たちが並んで順番待ちをしている。うちも並んで写真を撮る。次の人が待っているのでちびたを抱っこして場所を譲ろうとしたらそのままそこにいるようにゼスチャーで言われた。ちびたを彼の子供の隣に座らせると、一緒に写真を撮ろうとポーズするので、子供二人を並ばせて写真を撮る(右上の写真)。彼はなぜかとっても喜んでくれた・・・。日本人珍しいのか?まぁちび連れは珍しいのかも・・・。彼らと握手をして分かれる。
ふたたびヴィルダースヴィルへ
すでに2編成の列車が入線しているがお客は乗せていない。ホームにあるトイレに交代で行ってから列車の出発を待つ。
天気が良ければ高山植物園にも行ってみたかったが、今にも雨が降り出しそうでホームにもたくさんの人たちが集まってきている。これではとても1本の列車には乗り切れそうにもない。駅員の合図で乗車が始まったが、すぐに席が埋まってしまう。たまたま子連れの家族が乗っている席の向かい側が空いていたのでねこたを先頭にそこに乗り込むと、後ろから若いお兄ちゃんが大きな声で何か言っている。意味は分からないが声のトーンでは文句を言っているようだ。多分「そこは俺が取ってある席だから横取りするな!」って感じだろう・・・。仕方なく下りようとすると、向かいの席のお母さんらしき人が降りなくていいというような仕草でまこたを引き止める。お母さんと外のお兄ちゃんは何度か言い合っていたが、最後はお母さんの勝ちという感じでお兄ちゃんはブツブツいいながらいくつか後ろのブロックの空いている席に座った。お母さんにお礼を言うと、にっこり笑って首を横に振ってくれた。
列車はすぐに満員になって、定刻14:01に出発。もうアイガーはすっかり雲に隠れてしまった。ちびたははじめはねこたに抱っこされて外を見たりしていたが、列車の揺れが気持ち良いのか、そのうちに眠ってしまった。向かいの席の小さな女の子もお父さんの膝枕で眠っている。下りの車内は半分以上のお客が眠っていた・・・。トゥーン湖やインターラーケンの町もすっかり霞んでしまって景色も良くないからしょうがない。
14:53にヴィルダースヴィルに到着。やっぱり雨が降ってきた。お客さんが下りてカラッポになったSPBの列車とヴィルダースヴィルの駅舎の写真を撮る(左下の写真)。駅舎のラウターブルンネン寄りにはシーニゲ・プラッテを双眼鏡で見上げる人形の案内板もあった(右下の写真)。
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雨が降っていなければまだ時間も早いのでインターラーケンの町でもブラブラしに行こうかとも思っていたがこの雨では仕方がない。道路を挟んで駅の向かいにあるミグロMigrosに行って買い物をする。一緒の列車でシーニゲ・プラッテから下りてきた人たちも雨宿り代わりに買い物をしている人たちが何人かいた。ヨーグルトやバナナ、アイスなどを買う。
車に戻ってアイスを食べながら雲行きを眺めていたが、雨はますます激しくなってきて、夕立のようになてしまった。これではしばらく止みそうにもないので、あきらめてホテルに戻ることにする。15:44出発。
ホテルにて
来た道を引き返す。ヴィルダースヴィルの集落を抜けてリュチーネ川がすぐ横になると、川面から真っ白な川霧がもうもうと立ち上っていて、道路のほうにまで流れてきていた。暑かったのに急に夕立になって一気に気温が下がったためだ。
ツヴァイリュチーネンで左折してBOBの踏切を二つ渡る。ちょうどグリンデルワルト行きの列車がきてしばし踏切待ちとなった。
その先もシュヴァルツェ・リュチーネ川にももうもうと川霧が立ち上っていた。16:11にホテル到着、41.2q。気温は16.5℃まで下がっていた。
部屋に戻って早めにシャワーを浴びてしまう。部屋から見るアイガーも雨に煙っていた(左下の写真)。
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18:00ごろようやく雨が止んで周りの山々が少し見えるようになってきた。19:00からの夕食の前にちびたを抱っこしてホテルの周りを少しだけお散歩する。ホテルの周りにはシャレータイプの休暇住宅などが道路沿いに並んでいるがどの家も花できれいに飾られている。それらを眺めながら下っていくと、道路の左側が開けてヴェッターホルンが良く見える(右上の写真)。
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19:00になって夕食に行くと、うちの部屋のテーブルの位置が変わって窓際の席になっていた。このホテルは窓際の席だった部屋の人がチェックアウトしていなくなると内側の席だった人が窓際に順番に席が移っていくようになっている。
今日はねこたがビールを頼む。地元インターラーケンのルンゲンブロイRungenbräu(左上の写真)だ。サルゲシュ産のファンダンの白ワインと炭酸水も頼む。ビールが来るとちびたが欲しがるのでジョッキを持たせて口元に持っていって飲むまねをさせてあげると満足そうにしている。
今日のスープはカリフラワーのクリームスープ Blumenkohlcremsuppe(右上の写真)で、クリーミーでとても美味しい。ちびたもねこたからスープを飲ませてまらう。よく飲んでいたからいびたにも美味しかったのだろう。
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サラダ・ビュッフェのあとのメインは雄の七面鳥のトゥルヌドーのマッシュルーム・クリースソースがけに蒸したインゲン豆とベーコンにコロッケ添え Tournedos vom Truthahn an Pilzrahmsauce Gedämpfte Bohnen mit Speck Kartoffelkroketten(左上の写真)だった。ちびたは今日はデザートまでたどり着けて、ねこたからアイスパフェとクリーム Eisparfait mit Rahm(右上の写真)をもらって美味しそうに食べていた。
グリンデルワルトの夕べ
20:25に夕食を終える。だいぶ雲が取れて日が差してきて夕焼けになっているので外に出てみる。雨が降ったせいで少し肌寒いが、周りの山は夕日を浴びてきれいだった(左下の写真)。レセプションの壁に今晩グリンデルワルトのメインストリートのドルフ通りDorfstrasseを車を通行止めにしてライブミュージックとフォルクローレの出し物があると書いてあったので、ネムネムになってしまったちびたとねこたをホテルに残してまこママと二人で出かけることにする。
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20:48にホテルを出発。メインストリートはドルフ教会からスポーツセンターまでが通行止めなので、教会の手前の郷土資料館の前を左に曲がってプフィンシュテークのロープウェー乗り場の前を通ってシュヴァルツェ・リュチーネ川を渡り、対岸の牧草地の間の狭い道を抜けてグルントから駅前まで戻ってくる。グリンデルワルト駅前の駐車場は無料開放されている。20:59到着、47q、16.5℃。
駐車場から坂道を上っていくと正面に夕日を浴びたヴェッターホルンがきれいに見えていた(右上の写真)ので二人で写真を撮る。
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2001年に来たときはこの右手にあるスポーツセンターの駐車場で民族衣装を着た人たちがヨーデルやアルプホルンの演奏などをしていたのだが今回は無さそうだ。さらにメインストリートを進んでいくと、途中で地元の人が輪になってホルンを吹いていた(左上の写真)。さらに先に進むとミグロのところではロックバンドの演奏があった。あまり面白くないので途中の開いているお店を覗いたりしながら引き返す。
グリンデルワルト駅の夕景(右上の写真)を撮ってから21:21に出発。帰りは日本人の中島正晃さんがやっているホテルベラリーの前を通ってテラッセンヴェーク経由でホテルに戻る。21:30ホテル到着、51.0q、16.5℃。
部屋に戻ったらすでにちびたはぐっすりおやすみだった。22:35就寝。
第5日目走行距離:51.0q