第12日:1998.07.20(月)
今日の行程:シャモニ滞在(泊)
メール・ド・グラス、ブレヴァン
作成日:1999.03.28(旧)
2002.01.12(改)
シャモニの朝
7:40起床。天気はまあまあ。モンブラン上空には雲がある。だいぶ疲れが溜まってきていて早く起きられなくなった。8:30朝食。フランスパンと焼きたてクロワッサンがフランスを感じさせる。
9:10ホテルを出発。今朝はモンタンヴェール行きの電車に乗ってメール・ド・グラスを見に行く。まずは歩いて駅に向かう。ホテルを出るとすぐにモンブラン広場がある(左の写真:バックの山はブレヴァン)。ウィンパー通りを通り、左へ曲がって駅前通りのミシェル・クロ通りに入る。ミシェル・クロ通り中ほどの両替所で1万円を両替する。¥10,000=Ffr405(Ffr1=¥24.7)だった。
シャモニ→モンタンヴェールMontenvers
ミシェル・クロ通りの突き当たりにフランス国鉄SNCFシャモニ駅がある。フランス国旗と赤字に白十字のサヴォワ地方の旗が掲げられている。
国鉄駅前を左に曲がり、階段を登って跨線橋を渡るとCMシャモニ・モンタンヴェール登山鉄道の駅(左の写真)がある。
ちょうど9:30になったところで、電車が出発してしまった。登山電車と氷河へ降りるゴンドラと氷河のトンネルへの入場券がすべてセットになったコンビチケット(Ffr105×2)を買って、ホームへ出る。ホームには次の電車を待っている人がけっこういた。
10:00発の電車に乗る。幸い進行方向左側の席が確保できた。ジェアン通りの踏切を過ぎて右手にプラナードへのスキーリフトを見送ると急に登る角度が増す。森を抜けると左下にシャモニの町が見渡せる。10:25頃モンタンヴェールMontenversに到着する。
モンタンヴェール、メール・ド・グラスMer de Glace
モンタンヴェール駅前からすぐ目の前にメール・ド・グラス氷河がひろがっている。氷河を挟んで対岸には朝日の逆光の中にドリュDru3,754mが聳え立つ。駅からみやげ物屋前のテラスに行くと氷河の様子がもっと良くわかる(左の写真)。氷河の奥には欧州三大北壁の一つに数えられているグランドジョラスGrandes Jorasses4,208mがその北壁を見せてそびえていた。
テラスから駅前に戻り、さらに進んで氷河へ降りるゴンドラに乗る。ここのゴンドラは2個連なったものがいくつかあって、上の駅と下の駅に同時に停止する仕組みになっている。中間にいるゴンドラはその間空中で停まっている。この仕組みがわからないと、途中でガックンと揺れて停まるので故障かと思ってしまう。
メール・ド・グラス氷河
メール・ド・グラスは氷河の末端に近いところなので、氷河が運んできた岩や砂礫に覆われているため、氷河本来の青さがみられない。今使われている見学用のトンネルの左側には同じようなトンネルがいくつかあって、氷河が流れていることを感じさせる。
下の駅について、料金所で切符を見せて階段を降りてトンネルに行く。トンネルの入り口は氷が溶けて水がポタポタ落ちてくる(左の写真)。
中はそれほど広くなくすぐに彫刻のある部屋に行きつく。トンネルから出て階段を登ってふたたびゴンドラに乗る。さっきは待たずに乗れたゴンドラに長い列が出来ていた。
モンタンヴェール→シャモニ
11:35の電車に乗る。登ってきた電車は満員状態だった。天気がいいからどんどん人が来るようだ。折り返しの下り電車はガラガラ。モンタンヴェールを出発すると右後方でグラン・シャルモ針峰Aig.Grands Charmoz3,445mがお見送り(左の写真:左端に薄くグランドジョラスも写っている)。
途中の駅で上り電車と交換すると、上り電車はやはり満員だった。11:58シャモニに到着。ホームには折り返しの出発を待つ人々がたくさんいた。
跨線橋を渡って国鉄駅へ行く。12:08にスイス国境のシャトラールからディーゼルカーが到着して大勢の人が降りてきた。
シャモニの街の様子
駅前通りのミッシェル・クロ通りのスーパーCasinoで冷えたビールを買う。朝ホテルから歩いてきたウィンパー通りを横切ると歩行者専用の通りになり、すぐに山岳博物館がある。通りにはみやげ物屋などいろいろなお店が並んでいる(左の写真)。
さらにこのすぐ先に、1786年モンブランに初登頂したパカールの像がモンブランを向いて座っている。パカールの像のところからふりかえるとシャモニ駅の背後の上空にはシャモニ針峰群がそびえている。
バルマ広場を通り、その先にシャモニ・バスの乗り場と観光局がある。観光局の向いにはサン・ミッシェル教会Eglise St-Michelがある。この教会の入り口の両側にはスキーと登山のステンドグラスがあってシャモニらしい。 サン・ミッシェル教会の隣には山の家(ガイド組合と山岳教会)があるが、今は昼休み中。
教会の日陰の芝生の上で昼食とする。今日も天気が良いため、とても暑い。バス乗り場にある気温表示器が30℃を表示している。
シャモニ→プランプラPlanpraz
昼食後、シャモニの町をはさんでモンブランと向かい合う赤い針峰群les Aiguilles Rougesの西端にあるブレヴァンBrèventへ行くことにする。
教会からゴンドラ乗り場までは急坂(Rue de a Mollard)を上っていく。切符(往復Ffr80×2)を買い、山小屋風の乗り場からゴンドラに乗って中間駅のプランプラへ向かう。眼下にはシャモニの町が広がる。
プランプラはゴンドラ駅の上がテラスレストランになっていた(左の写真)。ここでロープウェイに乗り換えて、上方に見えるブレヴァンに向かう。
ブレヴァンBrèvent
14:00ごろブレヴァンに到着。モンブランなどのパノラマを期待していたのだが、どんどん霞んできて真っ白になってしまった(上の写真)。それでもシャルドネ針峰、アルジャンティエール針峰、ヴェルト針峰、シャモニ針峰群はなんとかわかるが、モンブランは雲の中か霞かはっきりしない。頂上展望台の売店でねこたはアイス、まこたはアイスティーを買ってしばらく休憩する。涼しくて気持ちがよい。モンブランから流れ落ちる2つの氷河、ボソン氷河とタコナ氷河の様子が良くわかる。ボソン氷河の左下にはモンブラントンネルの出口とそれに続くヘアピンカーブも見える。
ゆっくり休憩して14:45ブレヴァン出発。プランプラでゴンドラに乗り換えて14:55出発、シャモニに戻ってくる。
ふたたびシャモニの街
ゴンドラを降りて、教会の先の観光局に立ち寄る。日本語による案内は16:30からだったので、ぶらぶらしながら買物に行くことにする。
バルマ広場に建つバルマとソシュールの像の前で記念写真を撮る(左の写真:みんなここで写真を撮っていた)。バルマが指差す方向にモンブランがある。駅前通りのスーパーCasinoへ行き、パン、ハム、ビールなどを買ってホテルに一旦戻る。
16:30にもう一度観光局に行くと、担当の人はフランス人の女性で、日本人と結婚した人だった(名前を忘れてしまった)。上手に日本語を話す彼女に、明日エギーユ・デュ・ミディへ行きたいが、ホテルの朝食が8:00からだと言うと、ホテルへ電話してくれて、朝食の時間を30分早めてもらった。もし、明日天気が悪かったら、シャモニを離れてアヌシーへ行くことを勧められた。
ホテルにて
17:00頃ホテルに戻って、今日も早めお風呂に入る。
19:30からレストランで夕食。ポタージュスープに小さい豆と肉のオードブル、メインは鳥肉と焼いたジャガイモ。今日はチーズも出る。夕べ仲良くなったウェイターがねこたを連れてデザートを選びにいった。ねこたはチョコレートケーキ、まこたはキャラメルパフェにする。
21:15部屋に戻って、22:20就寝。