第10日:1998.07.18(土)
今日の行程:ツェルマット→ゴルナーグラート(泊)
スネガハイキング・ゴルナーグラート
作成日:1999.03.22(旧)
2002.01.12(改)
ツェルマットの朝
7:05起床。今日も天気がいい。マッターホルンに少し雲がかかっている。だいぶ疲れが溜まってきたようだ。
7:35朝食。8:48ゆっくりチェックアウト。今日はGGBに乗ってゴルナーグラートに泊まる予定だ。その前にスネガへハイキングに行くことにする。あいにくオーナーは出かけていたので、駅までスーツケースを引っ張って歩いていく。ホテルのすぐ下のマッターフィスパを8:48発の電車が渡って行くところだった(左の写真)。
9:00前、BVZのツェルマット駅の荷物一時預けにスーツケースを預け(Sfr5×2)、身軽になってスネガへハイキングに向かう。
ツェルマット→スネガSunnegga
駅からスネガ行きの地下ケーブルカー乗り場Sunnegga Expressに歩いてやってくる。実はここは泊まっていたホテルヴェルシェンのすぐ下なのだ(左の写真:駅の左斜め上に見えるのがヴェルシェン)。
切符(片道Sfr6.60×2)を買って、乗り場まで長いトンネルを歩き、9:30発のメトロに乗る。わずか5分でスネガへ到着。
スネガSunnegga(2,288m)
スネガからハイキングをスタートする。案内板にはツェルマットまで1時間半と書いてある。正面の山の上には今晩泊まるゴルナーグラートの山岳ホテルの天体観測ドームが見えていた。
駅の裏手からはマッターホルンをはじめ、オーバーガーベルホルンOber Gabelhorn4,063m、チナールロートホルンZinalrothorn4,221mが良く見える。マッターホルン以外のところは快晴なのだが、どうしてもマッターホルンの頭から雲が取れない。
スネガのすぐ下には逆さマッターホルンが湖面に映るライゼーLeiseeがある。湖面に下って行く道沿いにはカンパニュラ・バルバータ(紫色の釣鐘草の仲間)やあざみの仲間など色とりどりの花が咲いている。湖面に降り立つと、風もなく、マッターホルンがその姿を投影しているが、雲が恨めしい。(上の写真)
スネガ→フィンデルン
ライゼーで景色を楽しんだあと、10:05にハイキングに出発。まずは足元に見えるフィンデルンFindelnの集落を目指す。ハイイングコース沿いにはナデシコの一種やセンペルビブム・アラクノイデウムなど色々な花が咲いている。
フィンデルンの中の1つの集落エッゲンEggen2,177mでは古い石葺きの家がかたまっていた。古い穀物倉庫の中にはまだ現役で使われているものもあった。道沿いにはねずみ返しの小屋が点在する。
さらに進むとゼ・ガッセンZe Gassen2,051mの集落に出る。ここには色々な写真で見かけるマッターホルンと教会の構図(上の写真)が見られる。ここもフィンデルンの集落の中の1つの集落だ。
フィンデルン→ツェルマット
フィンデルンの集落を過ぎると、道がいままでより急になる。11:05木陰のベンチで休憩。チョコを食べ、水を飲む。道はこの先樹林帯の中に入っていく。
11:25フィンデルンバッハの滝に到着。ちょうどGGBの電車が下ってきて鉄橋をわたっていった。(左の写真)
さらに林の中をジグザグに下って行きGGBの線路を横断して下って行くと先ほどの鉄橋の下にでてくる。まもなくツェルマットの町外れのヴィンケルマッテンWinkelmattenの集落に到着する。ここにあるスーパーPRIMOで水とアイスティーを買って町へもどる。
教会のところでちょうど12時の鐘が鳴っていた。
メインストリートを駅へ戻って預けていた荷物を引き出してGGBの駅に行く。残念ながら12:24発の電車にはぎりぎり間に合わなかった。
ツェルマット→ゴルナーグラート
切符(片道Sfr18.50×2)を買って12:48の241列車に乗る。ツェルマット駅を出発するとすぐにマッターフィスパを渡る。左手には泊まっていたホテルヴェルシェンが見える。川を渡ると電車はすぐに急勾配を登りはじめ、右手にマッターホルンとツェルマットの街が見える。
フィンデルンバッハの鉄橋を渡ると最初の駅フィンデルンバッハに停まって下り列車と交換する。次のリッフェルアルプRiffelalpには13:07着。ホームの背後にオーバーガーベルホルン、ベーレンクッペ3,903m、チナールロートホルンが見えている(上の写真)。
リッフェルアルプのすぐ上で森林限界を抜けてあたりは草原になり、山が良く見える。チナ−ルロートホルンのすぐ右にはワイスホルンが雲の中で見え隠れしている。
草原の中の一軒宿のリッフェルベルクを過ぎ、次のローテンボーデンに着くと目の前には大きなブライトホルンBreithorn4,164mが迫る。ここは逆さマッターホルンで有名なリッフェル湖の最寄駅。さらに右手前方にはスイス最高峰モンテローザMonte Rosa4,634mとリスカムLiskamm4,527mが見えてきて13:31終点のゴルナーグラートに到着。
ゴルナーグラートGornergrat(3,135m)
目の前にはイタリア国境の4,000m級の山々が連なり、足元には雄大なゴルナー氷河が流れる。駅前で展望を楽しんだ後、スーツケースを運んでホテルにチェックイン。
このホテルはちょっと変わっていて、セルフサービスレストランの中に小さなレセプションがある。知らないとちょっと戸惑う。このときもレセプションは無人で、給仕をしていたおねーさんがそのままレセプショニストに変身した(昼時13:40頃だからしかたない)。
部屋は3階の22号室で、希望通り西向きで窓からマッターホルンが望める。部屋に荷物を置いて、リュックにお昼(パンとチーズと水)をつめてホテル裏手の展望台に登る。
アルプスを眺めながらのお昼はまた格別。展望台からはミシャベルをはじめ遠くベルナーオーバーラントの山まで見える。展望台の南には上の写真のようなパノラマが広がる。左端がモンテローザ、真中がリスカム、雲に隠れたポリュックスとカストールに右は大きなブライトホルン。残念ながらマッターホルンは雲の中。ホテルのテラスの下の売店で絵ハガキを買って部屋に戻る。部屋の窓からはすぐ下にゴルナーグラート駅、正面にマッターホルン、右にダンブランシュが見える。ハガキ書き終えて駅のポストに出しに行く。夕方になり展望台には人が影がなくなっていた。部屋に引き上げて早めにシャワーを浴びる。ここはトイレとシャワーが共同なので、あとになると混むはずだ。
ゴルナーグラートその2
19:00から1階レストランで夕食。サラダバー、コンソメスープにパン、メインはビーフストロガノフとポテト・芽キャベツ合添え、デザートはティラミスだった。メインのビーフストロガノフはスペアリブとの選択だったが、二人ともビーフストロガノフにした。
20:10夕食後外に出ると風が強くなっていて、マッターホルンの雲が飛ばされて良く見えるようになっていた。夕陽がダンブランシュの後ろに沈もうとしている(左の写真)。
20:50日没。ヴァイスホルンも良く見えるようになった。
ホテルにて
防寒対策をして外に山を見に行く。21:00を過ぎて夕焼けとなる。雲が飛ばされてすべての山が見えるようになった。ベルナーオーバーラントのブリュームリスアルプやバルムホルンも見えている。
残照のモンテローザは2つのピークが良くわかる(左の写真)。左がノルトエンドNordend4,609m、右がデュフールシュピッツェDufourspitze4,634m。
22:00真っ暗になったマッターホルンの中腹で花火が上がる。シュバルツゼーのあたりか?
22:15就寝。