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第7日:1998.07.15(水)
今日の行程:グリンデルワルト滞在(泊)
メンリッヒェン〜クライネシャイデック:ハイキング、ユングフラウヨッホ
作成日:1999.03.12(旧)
2002.01.06(改)
グリンデルワルト→メンリッヒェンMännlichen
7:20起床。昨日よりはましだが、アイガーもフィーシャーホルンもまったく見えない。今日はグリンデルワルト滞在最終日なのでメンリッヒェンへ行くことにする。7:45朝食、9:00出発。
9:05駅そばのCOOP着。1.5km。ハイキングのための買物をする。パン、ハム、飴などを調達して9:32出発。グルントGrundの駅前駐車場に車を停める。9:37着、3.5km。帰りはクライネシャイデックから電車で帰ってくるので、ゴンドラ乗り場ではなく、駅前に停める。
グルント駅前から広大なゴンドラバーン用の駐車場の中を突っ切ってゴンドラ乗り場へ。切符(Sfr24×2)を買ってヨーロッパ最長のゴンドラでメンリッヒェンへ向かう。
ゴンドラは緑のアルプの上をゆらゆらと進んで行く。背後にはグリンデルワルトの町とヴェッターホルンが聳える(上の写真)。ゴンドラは上下2区間に分かれているが、乗り換えは不要。上部区間では、一面のお花畑に牛が放牧されていて、ガランゴロンとカウベルの音があたりに響いている。途中のゴンドラの支柱の下にはマーモットの巣穴があり、マーモットがとび跳ねていた。 |
メンリッヒェンMännlichen(2,225m)
10:30メンリッヒェンに到着。ゴンドラを降りて広い草原を横切って展望台へ行く。足元がすっぽりと切れ落ちた絶壁となっていて、氷河が削ったU字谷の形がよくわかる(左の写真:右下がラウターブルンネンの集落。中央ガケの上がミューレンの集落)。反対側はヴェッターホルンとグリンデルワルトの集落が見えるが、残念ながら雲が多い。ゴンドラ駅前のハイキング案内板には、クライネシャイデックKleine Scheideggまで1時間15分と表示されている。
ハイキングに出発する。まずは正面に見えているチュッゲンTschuggen2,520mの左を巻いていく。 |
メンリッヒェン→クライネシャイデック
ハイキングコースには結構人が多い。日本人の団体も何組かいる。コースわきはお花畑で、キジムシロの仲間や、ドロニカム・クルシイDolonicum Clusii(左の写真)や、ブラウアー・アイゼンフート(トリカブト)、アザミの仲間などがたくさん咲いている。左手にはずっとグリンデルワルトとヴェッターホルンが見えている。
チュッゲンの横を通りすぎると、晴れていれば正面にアイガーの北壁が見えるはず・・・だが、雲の隙間からアイガーの頂上が見え隠れしている。遠くにクライネシャイデックのホテルが見え始めたころ、ユングフラウの頂上も雲の間から顔を覗かせていた。
左手のヴェッターホルンもようやく雲が取れた。これならヨッホに行っても大丈夫かも?このコースはずっと平坦でお花畑が両側に続くとてもきれいなコースなので、雲さえなければ最高なのに・・・。 |
クライネシャイデックKleine Scheidegg(2,061m)
11:50クライネシャイデックに到着。
晴れていれば左手にアイガー、真中にメンヒ、右手にユングフラウの三山の素晴らしい眺めが見れたのに(左の写真:クライネシャイデック到着直前)・・・。駅のわきの斜面には赤、白、黄、紫と色とりどりの花が咲いている。
トイレに行って、ヨッホまでの切符(Sfr48.5×2)を買う。次の電車は12:02発。ホームのアナログ時計には次の電車の時間が表示されている(今の時間でなないので要注意)。
入ってきた3両編成の電車は、団体専用車両と個人旅行者用車両に区分けされていた。電車に乗り込んで出発を待っていると、どんどん雲が晴れてきて、メンヒとユングフラウの頂上が見えるようになった。 |
クライネシャイデック→ユングフラウヨッホ
12:02出発。乗り切れなかったお客のために続行列車が仕立てられていた。次のアイガーグレッチャーEigergletscherでは、アイガーとメンヒの間から流れ出すアイガー氷河が正面に見える。
アイガーグレッチャーを出るとすぐにトンネルに入る。案内放送(日本語もある)が流れてきてトンネルの中の駅、アイガーヴァントEigerwand(アイガーの壁)に12:30到着する。電車はここで5分停車する。この間に電車を降りて、アイガー北壁をくりぬいた窓から外を見るが、残念ながら真っ白。雲の中だ。晴れていれば、グリンデルワルトやクライネシャイデックが見えるはずだ。
次はアイスメーアEismeer(氷の海)で12:37到着(左上の写真)。ここでも5分停車する。氷の海の名前の通り、目の前はフィーシャーホルンから下ってくるフィーシャー氷河だが、やはり雲の中。晴れていれば、シュレックホルンとラウターアールホルンが見えるはずなのだが。 |
ユングフラウヨッホJungfraujoch(3,571m)
13:00ユングフラウヨッホに到着。まず最初にスフィンクスSphinx展望台へ行く。展望台へのエレベータは新型で大型、高速のものが2基になっていた。スフィンクス展望台も前に来た時とはまったく変わっていて、ガラス張りのテラスができていた。
外のテラスへ出るとちょうど雲が切れて、メンヒMönch4,099mが見えた(左の写真)。
メンヒと反対側にはユングフラウの頂上も見えている。メンヒとユングフラウの間、つまり南の方向にはヨーロッパ最長の長さを誇るアレッチ氷河Aletschgletscherの広大な流れが見える(左下の写真:2枚合成)。左端がフィーシャー・ガーベルヘルナーFiescher Gabelhörner3,876m、右端の白いピークがアレッチホルンAletschhorn4,195m、手前の白い雪の部分は万年雪のユングフラウフィルンJungfraufirn。
ガラス張りの中に戻って、エレベータに乗って下に降りる。長いトンネルを抜けると真っ白な雪原が広がっている。正面に見える黒い岩壁はトルクベルクTrugberg3,933m。雪原では大勢の人がスキーをしていた。真っ青な空と真っ白な雪が眩しい。
再びトンネルに戻って、反対側のアイスパレスへ行く。トンネルの中からそのまま氷河の中へ。通路には手すりがあるが、下は氷なのでつるつるしている。中には熊などの氷の彫刻がある。記念写真を撮るのにちょうど良いカウンターのようなところもある。
アイスパレスから階段を上って外に出ると、そこはプラトーPlateauと呼ばれる稜線展望台で、雪原にはスイス国旗が立っている。と思ったら、急に雲が出てきて、あっという間に雲の中に入ってしまった。雪がなければ眼下にクライネシャイデックが見える。
スイス国旗の反対側はさっき見たアレッチ氷河が雲の切れ間からチラッと見える。アイスパレスから出てきた通路の方を見ると、後ろにレストランの建物とその上方にさっきいったスフィンクスの展望台が見える(左の写真)。
プラトーからレストランの建物に入って、みやげ物屋でピンバッヂと、ボールペンと絵ハガキを買う。ヨーロッパで一番高いところにある郵便局(切符売り場と一緒)で切手を買って、「郵便」と書かれた赤い昔懐かしいポスト(日本行き専用)にハガキを出す。絵ハガキを書くカウンターには、「JungfraujohTop of Europe」と書かれたアレッチ氷河とスフィンクスをあしらったスタンプも置いてあるので、絵ハガキに押して送るといい記念になる。
ソファーに座って、持ってきたパンにチーズとハムを挟んで遅い昼食にする。雲が切れて正面にアレッチ氷河が見えてきた。
ユングフラウヨッホを充分に堪能してから帰途につく。帰りの電車は個人客と団体客で電車ののりば(改札口)がちがう。15:40定刻より10分遅れて出発する。帰りの電車も続行運転していた。遅くなってしまったので、アイガーグレッチャーからのハイキングはなしにする。帰りはアイガーグレッチャーにだけ停車して、16:25各国語の放送が流れてきて11分遅れでクライネシャイデックに到着した。 |
クライネシャイデック
16:25クライネシャイデック到着。雲が低くなり、アイガーの北壁やユングフラウは厚い雲に覆われてしまった。折り返し16:32発になるWAB(WengenAlpBahn)の電車が上がってきた。ホームではヨッホから降りてきた大勢の人が電車を待っている。
電車を1本遅らせて、ホームの向かいの線路を渡ったところにある新田次郎の記念碑を見に行き、切符(Sfr12×2)を買って、次の電車を待つ。
やがて17:00発になる電車がやってきた(左の写真)。これに乗ってクライネシャイデックをあとにする。この電車も3編成の続行運転を行っていた。 |
クライネシャイデック→グルント(グリンデルワルト)
緑の斜面の中をグリンデルワルトに向かってどんどん下って行く。進行方向左側には、グリンデルワルトの村と背後のヴェッターホルンがずっと見えている(左の写真)。右側にはアイガーの北壁がそそり立っているが、雲の中だ。
17:40グルントGrundに到着。電車はここでスイッチバックして進行方向を変えてグリンデルワルトに向けて登って行くが、うちはここで降りる。
ちょっと寄り道して、泊まっているホテルの写真を撮ってからホテルに帰る。17:56ホテル着、6.9km。 |
ホテルにて
19:00夕食。泊まり客が入れ替わったためにテーブルの位置が変わって窓際になった。隣のテーブルにいたドイツ人夫婦がいなくなっていた。斜め隣のイギリス人夫婦とはもう顔馴染みだ。ライ麦のスープにサラダバー、メインは牛肉のローストにカリフラワーのホワイトクリームソース、マッシュポテトのロースト添え。
20:25夕食後車にのって両替に行く。ちょうどツーリストインフォメーションの前の駐車場でフォロクローレショーをやっているらしい。ホテルを出るとイギリス人の夫婦に「あなたたちもショーを見に行くの?」と声をかけられた。
教会の前でメインストリートは通行止めになっていて、プフィンシュテーク行きのロープウェイの前を通って、ゴルフ場を経由して大きく迂回する。
駅の隣の駐車場が無料開放されていた。COOPの前の銀行に行って自動両替機で両替する。¥40,000=Sfr408(Sfr1=¥98)だった。相変わらずレートは良くない。
ヨーデルの合唱(上の写真)を2曲ほど見物してから、テラッセンヴェーク経由でホテルに帰る。21:21ホテル着。
今日の走行距離:17.6km。
22:50シャワーを浴びて就寝。 |
翌日へつづく
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