第6日:1998.07.14(火)
今日の行程:グリンデルワルト滞在(泊)
ベルン市内観光とトゥリュンメルバッハの滝
作成日:1999.03.12(旧)
2002.01.06(改)
グリンデルワルト→ベルンBern
6:50起床。雲が低く垂れ込めていて山はまったく見えない。集落のすぐ上が雲という感じ。これでは山へ行っても仕方ないので、今日はベルンへ市内観光に行く。予備日を作っておいて良かった。
7:30朝食、8:45出発(出掛けに鼻血を出す。チョット疲れてきたのかな)。ゆうべ書いたハガキを出すために、グリンデルワルト駅前(左の写真)のPTT(郵便局)に寄る。道路の脇の駐車スペースに車を停め(Sfr0.50)、窓口に行く。
切手を買って(Sfr1.80×2)、自分で貼って窓口に出す。9:05駅前を出発。
ヴィルダースヴィルまで行って高速8号に入りベルンを目指す。トゥーン湖畔に出たところで高速が終わり、そのまま国道6号(国道11号と併用区間)になる。トゥーン湖を右手に眺めながらしばらく走る。シュピーツの手前で再び高速8号となり湖畔から離れる。トゥーンThunを過ぎると高速6号となる。
ミュンジンゲンMünsingenのサービスエリアに入る。9:57着。ベルン新聞Berner Zeiturgを買って天気予報を見る。この新聞は天気予報を図解で載せているので、ドイツ語が読めなくても天気予報はわかる。トイレに寄って、BPのスタンドでガソリンを入れていく。ここまで156.9km(今朝トリップメーターを戻し忘れたので、今日は63.1km。)チューリヒ空港からのトータルは483.3kmで、34.86リットル入ったから燃費は13.9km/リットルとまずまず。ガソリンはリッター当たりSfr1.115(=¥108)と日本より少し高い。10:20出発。
ベルン市内観光
ベルン・オストリンクBern-Ostringで高速を降り、市内へ入る。少し道に迷いながらも、なんとか中央駅裏の駐車場へ車を入れる。10:45着、ミュンジンゲンから14.7km。
まずは中央駅構内のインフォメーションへ行き、観光地図をもらう。この地図は絵地図で日本語の地名がついている優れものなので、みなさんもベルンに行ったら是非もらってみてください。
駅を出ると目の前に聖霊教会Heiliggeist Kircheがあり、その左わきを抜けると市電が走るメインストリートのシュピタール通りSpitalgasseに出る(上の写真)。ベルン名物の11個の噴水の1つ「パイプ吹きの噴水」があり、その後ろには牢獄塔がある。牢獄塔をくぐってシュピタール通りから名を変えたマルクト通りを進むと有名な時計塔がある。時計塔の手前左手には子供喰いの噴水という物騒な名前の噴水があり、その名の通り子供をくわえた食人鬼の噴水がある。
時計塔を抜けるとクラム通りになり、両側にはラウベンLauben(アーケード)が続く。クラム通りの中ほどにはアインシュタインが相対性理論を生み出した家もある(1階はレストランなので注意)。クラム通りがゲレヒティクカイト通りと名前を変える十字路を左折すると正面に市庁舎がある。
再び通りに戻ってしばらく行くと、その名も正義の女神の噴水がある。ニィーデック橋を渡らずに、教会の左手をカーブしながら石畳の道を下って行くと街で一番古いウンタートゥーア橋に出る。橋を渡ってフェルゼンブルク砦の前を通り、坂を登って熊公園の前の交差点を渡り、左手の細い道を登って行く。
急坂を息を切らせて登っていくと、木々の間から左手に世界遺産に登録されたベルンの旧市街を見渡すことができる(左の写真)。急坂を登りきるとそこがバラ公園Rosengartenだ。市民の憩いの場で色々な種類のバラが咲いていた。
再び急坂を下って先ほどの交通量の多い交差点を渡るとそこが熊公園Bärengraben。熊はベルンの象徴。町の名前も熊に由来している。ベルン州の旗も熊の絵が書かれている。
ニィデック橋Nydeggbrückeを渡って旧市街へもどる。橋の上は記念写真を撮る観光客でいっぱいだった。橋を渡ってユンケルン通りJunkerngasseを大聖堂に向かう。通りは工事中だった。
ちょうど1:00になろうとしていたので、大聖堂を後回しにして、時計塔の仕掛け時計を見に行く。仕掛け時計が毎時4分前から動き出すからだ。ガイドブックにも「必見」と書かれていたが、1:00なので仕掛け時計は1回回っただけで終わってしまった。時計を見に来た大勢の観光客も当てが外れてしらけていた。皆さんもなるべく午前中に(10時、11時、12時くらい)に仕掛け時計は見た方がいいですよ。
時計塔のわきに出ていたスタンドでピザを2枚買ってカジノ前のキルヒェンフェルト橋のわきにある公園の木陰のベンチで昼食にする。
昼食後、キルヒェンフェルト橋Kirchenfeldbrückeを途中まで渡ってアーレ川の上から景色を眺める(左の写真:大聖堂とアーレ川)。川の中州にはベルンのシンボルの熊の像があった。
橋の中ほどで引き返して大聖堂に行く。正面のファサードにはエルハルト・キュング作の「最後の審判」の群像がある(なんと234体もある)。ゴシック様式の教会なので、巨大だが、中はとても質素。Sfr3×2を支払って、尖塔に登る。
下から254段の螺旋階段を上ると赤茶色の屋根のベルン旧市街が眼下に広がる。緑がとても多くとても人口14万人スイス第四の都市には見えない。(左下写真:中央右に見える塔が時計塔、左の青屋根が連邦議会議事堂)大聖堂の上からベルンの街並みを眺めていると、まるで中世にタイムスリップしてしまったような錯覚に陥る。
大聖堂からカジノの前を通って、カジノ広場を横切り、お昼を食べた公園を抜けて連邦議会議事堂(日本の国会議事堂にあたる)の裏のテラスBundesterasseに出る。このテラスからは天気が良ければ正面にベルナーアルプスが見えるはずだが、今日はあいにく山の方は雲っていてぜんぜん見えない。 議事堂わきの階段からブンデス広場にでて、ベーレン広場の出店を眺めながらシュピタール通りとのかどにあるCOOPで買い物。アイスティーと水のペットボトルと飴やチョコレートを買って駅に戻る。
中央駅のインフォメーシヨンにもう一度行って、アルバムに貼るために綺麗な観光地図をもう1枚もらってから駐車場に戻る。
ベルン→トゥリュンメルバッハの滝Trünmmelbachfälle
14:50出発。アーレ川を渡り、トゥーン通りを走る。今朝オストリンクで高速から降りた時通った交差点を間違って右折してしまった。が、標識ではインターラーケンは右折となっている。しばらく行くと、オストリンクより1つインターラーケン寄りのムーリMuriのインターに出た。
ムーリから高速6号に乗ってインターラーケンを目指す。トゥーンを過ぎ、シュピーツの先で高速が終わり、国道になる。国道になってまもなく、トゥーン湖畔のファウレンゼーFaulenseeで湖畔の駐車場に車を停めてちょっと休憩。15:29到着、59.8km。
高速をインターラーケンの手前ヴィルダースヴィルで降りて、昨日行ったラウターブルンネンに行く。まっすぐホテルに帰るのはつまらないが、山は雲がかかっていて見えないので、トゥリュンメルバッハの滝によってから帰ることにする。
ラウターブルンネンの駅前を過ぎ、シュタウプバッハの滝の前を通って広いラウターブルンネン谷を遡る。シュテヒェルベルクのミューレン行きロープウェイ乗り場前で引き返してトゥリュンメルバッハへ。16:10到着、90.5km。
トゥリュンメルバッハの滝Trünmmelbachfälle
道路脇の駐車場に車を停める。入り口には大きな看板があった(左の写真)。矢印にしたがって歩くとしばらくしてゲートがあり、ゲートわきの小屋が切符売り場だった。Sfr10×2を支払ってゲートを抜ける。
切符売り場の右手を川が流れている。白く濁っていて流れが速い。姿は見えないがもうゴウゴウと滝の音がする。案内板があり、ポイントが目のマークで書かれている。案内板の左にトンネルのようなエレベータ乗り場がある。
乗り込むと、すぐにドアが閉まり、斜めに登り始めた。エレベータの中は灯りもなく真っ暗。天井が透明のガラスでできていて、頂上の灯りでエレベータが斜めに登っていることがわかる。
すぐに頂上につき、エレベータを降りて左手に行くと、轟音とともに滝が現れる(左の写真)。滝は岩と岩の間を何段にもなってあちこちにぶつかりながら絶壁の崖を下って行く。言葉で言い表すことが難しいが、とにかくすごい迫力。ここは写真よりもビデオのほうがいい。
さらに上に階段を登っていくと、滝は岩と岩のほんのわずかな隙間を流れている。見物の通路は岩をくりぬいて作ったトンネルになっている。カッパを着ている(カッパ必須です!)が、すごい水飛沫がかかってくる。このトゥリュンメルバッハの滝には、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山の氷河から流れ出す川が1つになって流れ落ちてくるのですさまじい水量になっている。 トンネルの中で、滝の真上に出る小さいテラスがあるが、飲み込まれそうで怖い。見物通路の最上部よりさらに上の空へ通じる狭い空間へ滝は続いていた。
エレベータ乗り場へ戻って、帰りは階段を降りて行く。その途中にも何箇所か滝を見るポイントがあるが、最後のポイントはな、なんと滝が横から降ってくるではないか!上から落ちてきた水が岩に当たってちょうど真横に流れを変えるところに見物ポイントのテラスがあり、手すりから身を乗り出すと滝の水に触ることができる(濡れます)。
ラウターブルンネン→グリンデルワルト
17:28にトゥリュンメルバッハを出発。ラウターブルンネンの教会の隣の駐車場に車を停める。ここで止まったのは教会を入れたシュタウプバッハの滝Staubbachfallの写真を撮りたかったから。17:33着、93.2km。
教会前の道路を下り、橋のたもとの小道を左手に折れて今度は登っていく。牧草地の間の小道を登り詰めると左の写真のような光景が広がっていた。ベンチもあって休憩できるようになっている。道を通るのは地元の人らしく、通りがかりに挨拶をされる。なんか地元の人になったようで気持ちがいい。
18:02出発。ホテルには18:25到着、110.8km。
19:00から夕食。ニンジンとネギのポタージュスープとサラダバー、メインは肉とベーコンとソーセージの串焼きにさやえんどうとニョッキ。
20:15今日も食事のあと車にのってツーリストインフォメーションに天気図を見に行く。明日は持ちなおすか?銀行のレートが悪く(Sfr1=¥98.5)今日も両替しないで帰ってきた。20:40ホテル着、114.9km。
今日の走行距離:178.0km
シャワーを浴びて22:30就寝。