第4日:1998.07.12(日)
今日の行程:グリンデルワルト滞在(泊)
(ハイキング:バッハアルプゼー〜ファウルホルン〜ブスアルプ)
作成日:1999.03.12(旧)
2002.01.06(改)
グリンデルワルト→フィルスト
6:45起床。雲が多く、アイガーの頭は雲の中だが、フィーシャーホルンは頂上までよく見えている。7:45朝食に行く。朝食はビュッフェ式だった。8:30ハイキングに出発。
ホテルからメインストリートを歩いて下る。しばらくすると教会が見えてくる(左の写真:アイガーをバックにした郷土資料館とドルフ教会)。アイガーをバックにして写真を撮る。
教会を過ぎて、サンスターホテルの前で右に折れるとフィルストへのゴンドラFirstbahnenの駅が見えてくる。
切符を買い(Sfr14×2:半額カード使用)、マーモットをあしらったスタンプを押してゴンドラに乗り込む。ゴンドラは6人乗りだが、お客が少なく、2人で乗ることができた。
ゴンドラの中からは、朝日に輝くフィーシャーホルンから流れ出すグリンデルワルト下氷河と緑の絨毯の上に広がるグリンデルワルトの村が見える。高度が上がってくると、メッテンベルクの左にシュレックホルンSchreckhorn4,078mと上氷河も見えてくる。
ゴンドラは途中、ボルトBortとシュレックフェルトSchreckfeldの2つの駅を通るが、乗り換えなしで終点のフィルストFirstまでいくことができる。最終区間のあたりまで牛の放牧小屋があり、カウベルの音があたりに響く。このあたりの斜面は一面のお花畑になっている。
フィルスト→バッハアルプゼー
フィルストは標高2,168m。シュレックホルンからフィーシャーホルン、アイガー、からブリュームリスアルプまでのパノラマが広がる。が、まだ雲が多く、シュレックホルンもアイガーも頂上は雲の中。
フィルストのあたりは、ちょうど花が真っ盛りという感じで何枚かスナップしてから、9:40ハイキングに出発する。ハイキングコースには案内板が立っていて、フィルストから目指すバッハアルプゼーまで50分(50Min)、ファウルホルンまで2時間20分(2Std20Min)の表示がある。案内板のまわりでは日本人の熟年団体がガイドの説明を受けていた。ここからバッハアルプゼーまでは観光客(とりわけ日本人団体客)が多い。
歩き出すとすぐに左手の斜面にお花畑が広がる。さらに行くと、アイガーの右後ろからユングフラウJungfrau4,158mが顔をだす。(上の写真)
ハイキングコース沿いにはいろいろな花が咲き、ところどころに花の説明をした看板(ドイツ語。読めません。)も立っている。バッハアルプゼーまではあまりアップダウンのない道が続く。正面にはこれから歩く道の奥にファウルホルンも見えている。
小川を渡り、コースが直角に左に曲がってしばらくすると小屋Gummi-Hütte2,262mがある。小屋の前で記念写真を撮り、先へ進む。コースの左手にはずっとシュレックホレン、フィーシャーホルン、アイガーが見えているが、このあたりでメッテンベルクの上にベルナーオーバーラントの最高峰フィンスターアールホルンFinsteraarhorn4,274mが見えてくる。そのメッテンベルクの左側にある上氷河と右側の下氷河の様子が良くわかる。
バッハアルプゼーBachalpsee(2,265m)
10:40バッハアルプゼー到着。バッハアルプゼーは上の湖と下の湖の総称。だいぶ雲が取れてきたが、それでもシュレックホルンの頂上はまだ雲の中だ。一方、ファウルホルンのほうは雲が飛ばされ、真っ青な空が広がる。
湖畔で少し休憩して、10:55ファウルホルンに向けて出発。湖畔を離れると道は急な登りにかかる。少し登ったところから見たバッハアルプゼーは色々な写真で良く見る構図(左の写真)になっている。
湖からひと登りすると小屋Burgener-Hütte2,431mがあって、目指すファウルホルンまではあと50分の表示がある。
さらに登っていくと一度見えなくなったバッハアルプゼーが下方にまた見えてくる。道がジグザグになると1997年に建てられた真新しい小屋Reeti-Hütteに出る。小屋のすぐ上で道が分かれる。右に行くとファウルホルン、まっすぐ行くとブスアルプに下る。ファウルホルンまであと25分。
ファウルホルンFaulhorn(2,681m)
分岐を過ぎると背後にはユングフラウが見えるようになる。雲もなくなってきて快晴になった。正面にはファウルホルンの頂上ホテルが見えてきた(左の写真)。あと少しだ。
ホテル直下のジグザグの急登が一番つらい。12:20ファウルホルン到着。ホテルとレストランの間の階段を登っていくと本当の頂上に着く。
頂上からはまさに360°の大パノラマ。北側には眼下にコバルトブルーのブリエンツ湖、北東遠くにリギとピラトゥス、フィーアヴァルトシュテッテー湖、北西にはトゥーン湖が見える。
西から南に目を移すとブリュームリスアルプBlümlisalp3,663m、グスパルテンホルンGspaltenhorn3,436m、ラウターブルンネンブライトホルンLauterbrunnenBreithorn3,782m、さらにユングフラウ、メンヒ、アイガー(左下の写真)、フィーシャーホルンと素晴らしい大パノラマが広がる。
さらに南東にはシュレックホルン、グリンデルワルトのお天気山ヴェッターホルンWetterhorn3,701m、ヴェルホルンWellhorn3,192、遠くスーステンの山並みと続く。フィンスターアールホルンも再び顔を覗かせる。頂上のベンチに腰掛け、一昨日ルツェルンで買ったバナナを食べて昼食とする。
トイレに寄って(こんな山の上でも水洗!)、レストランで絵ハガキとパノラマ写真を買って、12:55さあ、出発!目指すブスアルプまでは1時間40分とある。
ファウルホルン→ブスアルプへ
さっきの分岐点まではきた道を戻り、分岐で右に行く。分岐から岩が多い道を下っていく。ユングフラウとアイガーが正面になる。景色は素晴らしいが、下りのほうが登りよりきつい。膝や腰に衝撃が伝わってくる。
途中、道端の岩に腰を下ろして休憩する。まわりにはカンパニュラ・バルバータやアルペンローゼなどが咲いている。
やっとオーバーレーガーOberläger2,020mの集落に到着。ここはもうブスアルプ地区の中の1つの集落。夏の間の放牧小屋が何軒か集まっている。集落わきには黄色い花の大群落があった。
また雲が多くなってきた。アイガーとユングフラウの頂上が雲の中に出たり入ったりしている。目的地のブスアルプのレストランは下に見えているのだが、なかなか着かない。
ブスアルプのレストランに、当初乗る予定にしていた14:55発になるバスが到着したのが見えた。ブスアルプの背後の緑の斜面にはグリンデルワルトの集落が広がる(左の写真)。
ハイキング道は放牧地の中を下っていく。放牧地の境界には柵があるが、人間が通るところには牛が通れないようにした出入り口がある。 あと一歩のところで14:55のバスに間に合わなかった。
15:10ようやくブスアルプに到着。次のバスまでレストランで休憩する。ねこたはインターラーケンの地ビールRugen Bräu Spezialを、まこたは青リヴェラを飲む。
次の16:00のバスは乗る人が多いので2台でやってきた。グリンデルワルトの村営バスはPTTポストバスと同じ黄色い車体だが、青いリンドウのイラストとGrindelwaldBusの文字が入っている。グリンデルワルトの駅まで二人でSfr15。カーブでは独特の三連のアルプホルンを響かせて走る。
グリンデルワルト→ホテル
16:30グリンデルワルトの駅の隣のバス乗り場に到着。スポーツセンターにあるインフォメーションに寄ってからメインストリートのチーズ屋とパン屋で買物。今日は日曜日なのでCOOPはお休み。下界は暑い!
フィルストのゴンドラ乗り場のところでメインストリートから左の裏道にはいる。通り沿いの花で飾られた家がきれいだ。ホテルへはずっと登り坂の道が続く。正面にはヴェッターホルンWetterhorn3,701mがずっと見えている(左の写真)。
17:30ホテルに到着。天気がいいので今日も洗濯する。
19:00から夕食。スープとサラダバー、メインは肉の煮こみにレシュティ添え。デザートは木苺に生クリームだった。今日も美味しい。このホテルの食事は「当たり」だ。
21:15シャワーを浴びて出てくると、アイガーが夕焼けで赤く染まっていた。あしたもきっと天気になるだろう。明日はシルトホルンへいこう。22:00ようやく暗くなる。22:30就寝。